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■氏名……ヒナ・ワーシファシュ/Hina WAASIFASH
■性別……女性
■年齢……数えの13歳
■身長……低め
■体重……軽め
■毛髪……煉瓦のような暗い赤
■光彩……くるくると変わる琥珀色
 
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 別の大陸から船に乗ってやってきた娘。
 旅芸人の一座にいたが、とある街で出会った術師に従っていた炎の精霊に一目惚れされた。
 その術師に相手を制御できる術がないと、相手に連れて行かれる――端的に言えば、焼き尽くされて死んでしまう、と教えられ、その対処を学ぶための場を探していたところ、招待状が舞い込んできたので送り出される。
 術師はそれなりに若いのでまだまだ寿命の心配はないのだが、親代わりの団長がいい機会だと旅に出させてくれた。
 
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■初期振り:体格4・敏捷5・魔力6
■取得技能:魔術・火霊・料理
■初期装備:魔石「夜鷹の瞳(活力LV0)」/防具「草色のボレロ(命中Lv0)」
 偽島Rに登録するにあたって、久しぶりに若い女性キャラクターがやりたいなあ、と思ったのでまず筆を走らせてイメージからこねくり回しました。最近のお気に入りはフリクションボール(0.7黒)です。
 たまたま手元にあったJOICEFのポストカードの、アフガニスタンの女の子が顔のモデルです。目力と太眉毛。
 服装は適当です。このイラストだと大変わかりにくいんですが、ボレロは手首に従って太くなってギュッとしまっいて、軽い物がが入ります。着物の袖のようなというか。
 あと脚は結構悩みました。タイツかスパッツかレギンスか。スパッツで決定。
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 術師と炎の精霊は昔の定期更新ネットゲームのキャラクターで、シャリーマール・アル・シャヒードと言います。ヒナと血の繋がりはありませんが、育った環境が似ているのできっと話しやすかったことでしょう。
 精霊に惚れられたせいで、自分が起こした炎自体で彼女が傷つくことはありません。燃えさしに手をつっこんだり鍋にさわったりしたら当然火傷しますが。なので火の番や、それに伴う料理が得意です。不審者が近付いたら燃えさかって教えろとか、ゆっくり薪を焦がしてと命じて弱火にします。
 自身は香辛料の効いたものを美味しいと思う環境で育っているので、パーティーメンバーから指定された料理を作ることがそれなりに珍しいようです。材料を少し頂戴して、自分用のを調理することも。
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 事情で旅芸人一座と行動を共にしていたことから、タンバリンが使えます。あとチターを練習中。
 読み書きは一通りできますが、魔法についての知識がさっぱりないので、前述の術師が書いてくれたテキストを読みながら行動しています。島まで来る間に一通り読もうと思って、船酔いで挫折していたようです。



(日記ログ予定地)
探索三日目

 たくさんの人たちが魔法陣から飛んで、一つところへ向かってざくざくと歩いて、それぞれ仲間を見つけて、テントを張っている。ふしぎに同じくらいの間隔があいて、明かりがついている。風に乗って話し声とか、叫んでたりとかも聞こえる。
 あたしはその中の一つに入って、火の番をしていた。例のことがあってから、火はあたしにやさしい。めらめらとしているところに手をさしのべても、焦がすのが怖いのか逃げる。少し面白い。
 だけど、だからといってじっとのぞきこむと、こわい。
 動きであたしの頭をぼうっとさせて、手をのばしてくるみたいに思う。

 あたしは一緒の姉ちゃんたち二人のご飯作りに集中することにした。ここのお金であるところのPSとやらはまだ持ってない。
 出発する前に調味料をあっちでそろえてきてよかったなと思うけど、だいぶ砂糖を使ってしまったので、また外に戻ったら買いに行かないといけない。
 外。遺跡の外。顔をあげただけだと、外の空と中の空の違いなんか全然わからない。
 煙は暗い空へ吸いこまれていく。横に広がる感じなんか、全然ない。
 首が痛くなったので、見上げるのはやめた。早く終わらせてもらった本を読んでおかないと、このあとなにかと戦うことになっても力が出せないかもしれない。
 もう少し弱火になってくれるように話しかけて、あたしはおいしい草をきざむ。
スズナとランのおいしい草をヘルシー野菜サラダとよもぎ餅にする。
時間があったので豆をゆでる。餅に入れる用はそのままかつぶすか二種類あるらしいので、つぶしてみた。
あたしの分はオムレツ。遠火でじっくり固いのにする。
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探索二日目

港町と同じような空気があたしを叩いている。髪の毛がちりちりぺったりして、どうもきまらないのだ。
でも島には木がいっぱいはえていて、素敵だ。
もっと小さかったら、登ったり根っこになにか埋めたりして遊べただろう。

その根っこよりもっと深いところへもぐるのだ。
お嫁さんになるのは嬉しいけど、有無を言わさず尻にしかれるのは嫌だ。絶対イヤ。

勉強なんてしたことないけど、どうにかしないといけない。
あたしのパンくずをかんたんラスクに、スズナのをフレンチトーストにする。
持ち込んだ卵が新鮮なうちに、こういうのは作っておかないとね。